5/27(火)有楽町 東京交通会館 出店でした!
2025年5月27日
5/27 (火) 11:00-19:00 東京交通会館に出店しております
来週6/3もいます。
やり場のない怒り…
小さい頃から公文で抜粋文章を読み、そして一人っ子特有の人間関係に距離感のある私は、いまいち理解できない感情をロジカルに理解しようとしていたかもしれません。
森鷗外の『高瀬舟』は、私の「幸せ」の定義を大きく揺さぶるものでした。江戸時代、弟殺しの罪で島流しにあう兄の、護送船(高瀬舟)での様子を、役人目線で書かれたものです。
衝撃を受けながらも、主語述語の関係を問う設問や新出漢字を覚えることにウエイトが行きがちで、消化不良のまま何年も経ってしまった気がします。
多少の不運は慣れ、少々イライラしても対処法を学んだ中年にもなれば、モノにあたるほどの行き場のない怒りを感じることなんて起きない、起こさせない自信がありました。
自分や他人を責めたくなる事はあっても、責める先があればそれをなだめすかせると。
私が2023年に抱えた一連の出来事は、弁償も怪我も省みず手近なものを壊す衝動と慟哭を教えてくれました。
高瀬舟の兄は、そんな中でも微笑んでいたのだろうか…
過去のやり場のない怒りを共有してくれた方がいます。
きっと近い深さで、共感できたんだと思います。
そういう一瞬が、人間の幸せの一つの形と思うようになりました。
高瀬舟の兄のように、その事象の最中でも平安を見いだす境地に至るには、まだまだ先がありそうです。
明日5/28 (水) 11:00-14:30 は、ダイヤゲート池袋に出店予定です。
↓甘酒アイスは、カップでご提供することもあります。
来週6/3もいます。
やり場のない怒り…
小さい頃から公文で抜粋文章を読み、そして一人っ子特有の人間関係に距離感のある私は、いまいち理解できない感情をロジカルに理解しようとしていたかもしれません。
森鷗外の『高瀬舟』は、私の「幸せ」の定義を大きく揺さぶるものでした。江戸時代、弟殺しの罪で島流しにあう兄の、護送船(高瀬舟)での様子を、役人目線で書かれたものです。
衝撃を受けながらも、主語述語の関係を問う設問や新出漢字を覚えることにウエイトが行きがちで、消化不良のまま何年も経ってしまった気がします。
多少の不運は慣れ、少々イライラしても対処法を学んだ中年にもなれば、モノにあたるほどの行き場のない怒りを感じることなんて起きない、起こさせない自信がありました。
自分や他人を責めたくなる事はあっても、責める先があればそれをなだめすかせると。
私が2023年に抱えた一連の出来事は、弁償も怪我も省みず手近なものを壊す衝動と慟哭を教えてくれました。
高瀬舟の兄は、そんな中でも微笑んでいたのだろうか…
過去のやり場のない怒りを共有してくれた方がいます。
きっと近い深さで、共感できたんだと思います。
そういう一瞬が、人間の幸せの一つの形と思うようになりました。
高瀬舟の兄のように、その事象の最中でも平安を見いだす境地に至るには、まだまだ先がありそうです。
明日5/28 (水) 11:00-14:30 は、ダイヤゲート池袋に出店予定です。
↓甘酒アイスは、カップでご提供することもあります。
