4/8(火)有楽町 東京交通会館 出店でした！

日時：4/8(火) 11:00-19:00
場所：東京交通会館

お越しいただいた皆さま、ありがとうございました！
東京交通会館には、毎週火曜日11時～19時出店しています。
来週4/15は、私用でお休みします。

4/7 (月)は東京都練馬区の糀屋三朗右衛門さんに伺ってきました。
蒸しあがったお米を冷まして水分を飛ばして、種麹を揉み混むところまで見学させていただけました。
7代目と8代目、ご家族、スタッフの皆さんが昔ながらの木桶や道具を使って、黙々と手作業されていく様は、自分は江戸時代に住んだことはないくせに、なんだか昔にタイムスリップしたかのような気分になりました。

なかなかの重労働。甘酒の仕込みもキッチンカーも体力勝負と思うことは多いですが、これは想像を遥かに越える大変さだ…

単純作業が続くように見えて、目と手で温度、水分量、種麹の混じり具合など、人間の持つセンサーをフル活用して、調整していらっしゃる。

宝石は生まれたときから本物を見ている人でないと見分けられないと聞いたことがあります。
麹も生まれたときから、その一連の作業を見続けた人でないと再現できないものがどこかにあるんだろうな。

にわか甘酒屋で、太刀打ちなんて考えもしませんが、ここから続けていくしかないかなと思ってます。

雑穀甘酒を自分の経験にしていこうと思うから、こうして学び出会うものがある。
何が自分に響くのか、本質と思えるのか、これまで与えられてきた基準を一旦はずして、向き合えるチャンスがある。

手作りのものには味のブレがある。
農産物自体がそう。
その中で、時に200点が出る。
全く同じに再現しようとしても出来ない。
それが、手作り。

自分が何を追い求めたいのか、何か決断するときに、自分の軸が出る。
迷わなくなることはなさそうだけれど、決断に自分の生き様が出るんだろう。
迷えることもまた、だれてしまった自分のままではできなかった経験。

↓素敵すぎた上野公園。思わず搬入途中で撮影。